私が出張を選んだ理由。
それは、
「今の自分には出張という形が1番合っている」と感じるようになったからです。
もともと、独立や開業に強い憧れがあったわけではありません。
ただ「鍼灸師」という仕事を長く続けてきた過程で、少しずつ考え方が変わっていきました。
①そもそも開業しようと思っていなかった
今まで一緒に働いてきた先輩や同僚たちで独立・開業する人たちを何人も見てきました。
そういった人たちから話を聞くと「開業すると大変だよ」とか「お金で苦労するよ」とか言われてきました。
実際、私の目からもそう見えました。
「なぜ会社を辞めて独立するんだろう?ここで患者さまだけ見てればいいのに」
と思っていました。
わざわざ苦労して開業する意味が分からなかったのです。
②自分でやらざるを得なくなった
この業界では割とよくあるパターンですが、私は異業種からの転職組です。
免許を取ったのも30歳を過ぎてから。
それから10年以上接骨院の業界で鍼灸師として仕事をしてきました(現在もしています)が、接骨院の業界は非常に薄利多売です。
たくさんの患者さまをお待たせしないように運営して、スムーズにベッドを回していかないと商売が成り立たない。
従業員側からすると非常に体力勝負な仕事です。
40歳を超えてから体力的にキツいと感じるようになりました。
「この先どうやって仕事をしていくか」将来を考えた時に不安になりました。
転職しようにも接骨院というビジネスモデル自体が同じような構造なので、長時間の肉体労働が出来なければ難しい。別業界に転職することも考えましたが、40歳を過ぎた未経験者を採用する会社なんてそうそうありません。
何よりも、私自身が鍼灸師としての仕事を続けたかった。
この仕事の素晴らしさは、一人ひとりの患者さまと直接向き合うことができること。
そして辛かった症状が緩和し、患者さまに喜んでもらえることで「人の役に立てている」という実感が持てるところです。
その仕事を続けるには、開業して自分で仕事を作るという他なかったのです。
③小さく始めたかった
開業すると言っても店舗を構えて開業するというのは大変なことです。
大きなコストであり、リスクでもあります。
もしかしたら、私には単に自信が無かっただけなのかもしれません。
でも自分は店舗を構えるほどの器ではないと思っていましたし、今も思っています。
とにかく、まずは小さく始めよう。
一人ひとりと向き合って、自分が手の届く範囲を見極めながらやってみようと思いました。
その結果、店舗は持たずに出張で施術するという形に辿り着きました。
④稼働できる日が決まっている
理由②でも書きましたが、私は現在も知り合いの接骨院で鍼灸師として働いています。
その合間で対応可能な日に出張施術をするという形にしました。
今回は「なぜ出張施術を選んだのか?」という理由についてでした。
こういった形で、私自身の考え方や施術について、日々仕事する中で思うことや感じた事についても触れていきたいと思っています。


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